東映特撮ファンクラブ、略してTTFCに去年から入っている。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』をきっかけに入会したのだ。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』。スーパー戦隊シリーズの46作目で、2022年3月から2023年2月まで放送された作品だ。私はこのときはまだ全然スーパー戦隊を知らなくて、新しい戦隊モノが始まったということくらいにしか思ってなかった。
それが時を経て2024年。たまたま東映特撮official YouTubeで公開された、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の1話を見て、私の中のスーパー戦隊の立ち位置が変化した。
元々、スーパー戦隊のことに詳しいわけじゃない。昔は、確かに『侍戦隊シンケンジャー』が好きだった頃もある。だけど、スーパー戦隊に興味があったというより、侍や殿に興味があったに近く、その前後のスーパー戦隊作品を知ろうとはしなかった。大人になってもそれは変わらずだった。
だがしかし。
私は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出会ってしまった。常識破りのレッド、ドンモモタロウ。その勢いに圧倒されたのだ。1話を見て、2話を見て、続きが気になると思ったときには、TTFCへ入会していた。そして、あっという間に、全話鑑賞。見終わったあとの達成感は今でも覚えている。
TTFCに入会すると、歴代のスーパー戦隊作品はどれも見られる。そこで、歴代のスーパー戦隊作品のサムネイルを見た時、スーパー戦隊の歴史を強く感じて、熱くなった。ただ、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を見ただけだったのに。スーパー戦隊への思いが強くなったのだ。
そこからスーパー戦隊を調べると、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』はだいぶイレギュラーな作品だったことが分かった。確かに、仲間に切り掛かるレッドはいないな、普通。そんな私は今、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』を視聴中だ。作品ごとに味があるからこそ、この『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』も『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』とまた違って、楽しめている。
まだ、新しいスーパー戦隊のことも、昔のスーパー戦隊のことも、何も詳しくないままだ。いろいろ知りたい気持ちはあるが、今はゆっくり、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』を楽しむとして。これからも、自分のペースでスーパー戦隊を応援していこうと思っている。