【00133】『松苗あけみの少女まんが道』

『純情クレイジーフルーツ』の作者、松苗あけみ先生による、コミックエッセイです。

幼少期から、綴られた、自伝的コミックエッセイで、松苗先生の作家人生が詰まった1冊になっています。

私が松苗先生を知ったのは『純情クレイジーフルーツ』!たまたま、祖父母の家で発見したんですよ。それまで少女漫画ってあまり読んだことがなかった+女子校漫画が新鮮とあって、私に大きな影響をもたらしました。絵がかわいいけど、純クレの皆、個性があって描き分けされてるのが印象的でした。そんな、松苗先生の自伝。読まないわけがない!!!

読んでいて感じたのは、松苗さんの周りの方々まで素敵な方だなということ。多分、松苗先生が人を魅力的に描くのがとても上手な方なんだと思います。アシスタント期の話で、いろいろ漫画家の皆さんが紹介されるのですが、どの方もオシャレなイラストを描かれる方ばかりで!私の知識が乏しかったので、後から検索になりましたが、皆さんのイラストに見惚れました。あの頃の少女漫画は、今とはまた違う味があって、けれど素敵なことに変わりなかったんだなあと思いました。

私は、このエッセイを続刊の結とともに買うと同時に『純情クレイジーフルーツ続編』も買いました。まだまだ、松苗先生の世界に浸りたいと思います。

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