原作未読で観てきました。
絵画教室で出会った日高先生との数年を描いたこの作品。「描けー!」っていう日高先生の声が今でも聞こえてきそう。
実話が元になっている作品とのことですが、素敵な出会いだなあと思いました。恩師、ってこういうことを言うのかなと。ただ、だからこそ、別れまでの間にできなかったことも悔やまれて。今になってこそわかることってあるんだよなあとしみじみ。先生の「描け」に隠された裏側っていうのも、振り返るから染みるんだろうなって。
今回の話を見て、何だか私、お世話になった先生方に感謝を伝えてこられたのかなあ……って。答えとしては、感謝を伝えても伝えきれていない状態といったところでしょう。それほど、私は、多くの先生方に助けられてきました。今は連絡も取れない先生ばかりですが、ここの場を借りて、ひっそりと感謝を告げたいと思います。先生、本当にありがとうございました。
恩師との出会いを大切にしたくなる映画でした。これから先も恩師への感謝は忘れずにいきたいものです。